ジャニオタ、イギリスに行く

アイデンティティ=ジャニオタのアラサー女子は海外で生きていけるのか。

The Charles Dickens Museum…ディケンズの暮らした場所

こんばんは。おはようございます。

いいカップがないか日々探し歩いています。

しかし気に入ったカップは大抵お高くて手がでません。

手ごろで可愛らしいカップはないものか。

どうもKEIです。

 

皆様は、チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens)という作家をご存知でしょうか。

いまさらわたしが言うまでもなく、19世紀イギリスを代表する非常に著名な作家です。

つまりわたしが大好きな時代の作家ということなのです…!

 

クリスマス・キャロル (新潮文庫) オリバー・ツイスト〈上〉 (新潮文庫)

主にイギリスの下層階級に焦点を当てた作品が多く、クリスマス・キャロルオリバー・ツイストなどがその代表例でしょうか。

読まれたことはなくとも、一度は目にしたことがある名前だと思います。

クリスマス・キャロル=ケチで性格の悪いスクルージという商人が、3人の幽霊と出会うことによって改心していく。クリスマスの奇跡を描いた物語。中編であっという間に読めるので、とりあえずディケンズを読んでみたい人におすすめ。

オリバー・ツイスト=孤児のオリバーがロンドンに飛び出して窃盗団に入るはめになったり優しい紳士に拾ってもらったりする。どんな苦境にもめげず、善良な心を持つ少年オリバーの成長譚。わりと長い。

 

ディケンズがロンドンで暮らしていた家が、現在はそのままThe Charles Dickens Museumとなっています。

今日はそこを見に行ってきました。

 

 

最寄り駅は地下鉄Piccadilly LineのRussell Square駅。

20分ほど歩きますがBritish Museumからも徒歩圏内。

入場料は£9。カフェとショップが併設されていて、そちらだけなら無料で入場できます。

フラッシュを使用しなければ写真撮影も可能です。

 

 

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外観はふつうのジョージアン様式。ドアの色がかわいい。

先日ご紹介したSir John Soane's Museumとおなじく、もともと家として使われていた建物なので、気を付けて歩かないと見逃してしまいます。

 

 

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なかに入るとこんな感じ。

左に曲がるとカフェとショップがあります。

ショップがレセプションも兼ねているので、そこでチケットを買って入場します。

ちなみに、正面の階段をあがるとお手洗いがあります。

お手洗いはわたしがイギリスに来てから見たなかでも一二を争うくらいきれいで清潔感がありました。

 

博物館に入場すると、ディケンズの暮らした家のなかを見てまわることができます。

 

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とにかく素晴らしいのが、往時の生活感を残した展示方法。

このダイニングルームにはしっかりテーブルウェアがセットされています。

そのうえBGMに馬車の音や話し声の環境音がかかっていて、雰囲気がありました。

 

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モーニングルーム。さりげないティーセットがかわいい。

部屋ごとに内装がちがうのも楽しいです。

 

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キッチンや洗濯場。

地下は使用人たちが働いたスペースです。

ディケンズは下層階級をテーマに小説を書いたので、使用人たちに人気があったとか。

 

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ディケンズの書斎。

ここでオリバー・ツイストが書かれたとかなんとか。

 

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応接間。一番広いお部屋。テーブルにはしっかりフードが置いてありました。

壁紙、カーテン、絨毯。派手すぎず品があって素敵です。

ピアノもかわいい。

 

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寝室。落ち着いた雰囲気です。こんなところで暮らしたい。

 

いかがでしょうか。

個人的にはどの部屋も派手すぎず豪奢すぎず、非常にディケンズらしいお家のように感じました。

 

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わたしはダイニングルームが一番好きです。

食器のある風景の美しさよ…。

そして写真では伝わりづらいのですが、壁の一部が丸みを帯びた優美なデザインで、とても素敵です。

 

今日ご紹介したほかにも部屋があり、そのうちのいくつかは軽い資料スペースだったりします。

ディケンズがお好きな方はもちろん、ヴィクトリア朝のお屋敷や生活スタイルに興味がある方にもすごくおすすめの場所です。

どれも大好物なわたしには垂涎ものの場所でした。

 

 

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The Charles Dickens Museumのある通り。

ジョージアン様式の建物が立ち並びます。

イギリスではよく見かけるタイプの通りです。

ここをディケンズが歩いたのだと思うと胸熱。

 

 

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