ジャニオタ、イギリスに行く

アイデンティティ=ジャニオタのアラサー女子は海外で生きていけるのか。

暮らしてみてわかるホームステイあるある

こんばんは。おはようございます。

最近のロンドンはお天気はいいのですが、風が冷たく、春とは言えないほど寒かったりします。

しかし語学学校はすでにセントラルヒーティングを使わないシーズンに突入したようで、教室が驚くほど寒いです。

先生が「もう夏だから暖房つかないのよ…」と悲しそうに言っていて、わたしも悲しくなりました。どうもKEIです。

 

わたしは今回のYMSがはじめての海外長期滞在で、渡英前にはホストファミリーとの生活がなかなか想像できませんでした。

実際にファミリーと一緒に暮らしてみると、思わぬことがたくさんあります。

しかしクラスメイトたちに話をしてみると、意外に皆おなじ経験をしていたりします。

もちろんホストファミリーとの生活は千差万別。一緒に暮らすファミリーによってルールやスタイルは様々ですが、そんな中でも共通点の多かったホームステイあるあるを挙げてみたいと思います。

 

その1、とにもかくにも門限
程度は様々ですが、たいていどこのファミリーも門限を設けているようです。
わたしのいたお家は、夕食を家でとるなら19時、家でとらなくても21時には戻るように言われていました。
連絡をすれば23時まで外出可能なクラスメイトもいましたが、ホームステイをしている生徒たちは大抵何をしていても家に帰る時間を気にしています。

 

その2、シャワーは使用制限がある
シャワーは1日1回とか、何時から何時までの間に使うとか、そういうルールです。
わたしのファミリーはそこまでうるさくありませんでしたが、21時以降はシャワーは控えるように言われていました。
水の問題というよりは、シャワーによって出る音の問題のためでした。
この使用制限のため、機会を逸すると次の日までシャワーを浴びることができません。
シャワーを浴びるために門限より早めに帰るクラスメイトもいました。

 

その3、食事に野菜がでることはない
ないです。ありません。基本的にお家で野菜は食べられないと思ったほうがいいです。
わたしの周囲で食卓に野菜がのぼったクラスメイトはほとんどいませんでした。
食事はワンプレートにパスタやお肉が基本です。
わたしのホストマザーは料理が上手で食事は本当においしかったですが、炭水化物と肉が大好きなようでした。
食事スタイルはファミリーによって本当に多種多様で運次第ですが、野菜を食べるファミリーに当たる確率は低いと思ったほうがよさそう。
彼らはいったいいつどこでビタミンを摂取しているのでしょうか。
ホームステイをしていると大抵朝晩は食事(without 野菜)を提供してくれるので、皆ランチで野菜を摂取しようと必死になります。

 

その4、タオルが、ない
意外に多いのが、タオルは貸してくれないホストファミリー。
わたしは一組貸してもらえたのですが、ほかのクラスメイトたちは皆持参したタオルを使っていました。
こちらでも買えますが、来てすぐに用意するのが面倒な場合は日本から持ってきたほうが無難です。

 

その5、洗濯は週に一回(※晴れたら)
日本でもそうかもしれませんが、毎日洗濯機をまわす家庭はほとんどないですね。
湿気を嫌うファミリーは部屋干しを禁止していることも多く、晴れた日でないと選択しないこともままあります。
1週間ずっと天気が悪ければ洗濯を先延ばしにし続けます。
下着類は多めに持ってきましょう。だいたいどこかで足りなくなります。
もちろんタオルやシーツ類も週一でしか洗えません。使ったタオルを干してまた使います。
わたしは慣れましたが、嫌な人はいるだろうなーと思います。

あと、洗濯をすると大抵どこかのタイミングでホストファミリーに下着を見られちゃう羞恥イベントが発生します。ホストマザーはともかくファザーだとちょっと居たたまれなくなります。

 

その6、思っていたよりファミリーと喋る機会がない
日本にだって無口なお父さんがいるように、皆が皆おしゃべり好きなわけではないので、ファミリーとたくさん話をする気でいると肩透かしを食らったりします。
わたしはファミリーと食事の時間が分けられていたのもあり(※ファミリーはべつの時間に別のものを食べてた)、挨拶以外は生活ルールに関する会話ぐらいしかしませんでした。
もちろん話しかければ答えてくれたので、いまとなってはもう少し積極的に話しかければよかったと思います。
クラスメイトに聞いても、子供とは喋るけれどマザーファザーとはほとんど話さないという子はけっこう多かったです。
かと思えばホストファミリーと一緒に出掛けたりする子もました。あたりまえですがこのへんは本当に人によりますね。

 

その7、ホストファミリーがいきなり激しく罵り合いはじめる
まあホストファミリーも人間なので、時にはケンカもします。
学生の目の前でケンカをはじめるファミリーもいれば、学生が部屋に引っ込んでいる夜中や明け方にいきなり怒鳴り始めるファミリーもいます。
そういうときはおとなしく部屋でイヤホンをして、嵐が過ぎるのを待つに限ります。

 

主だったところはこんな感じでしょうか。

わたしだけの話でいうと、一緒に暮らしていたブラジリアンガールが尋常じゃないスピードでトイレットペーパーを使っていて、ちょっと揉めたりなんかもありました。

改めて見直してみると、ホームステイに関してだいぶネガティブに感じてしまいますね。

けれどこういう問題のほとんどは生活習慣や文化の違いによるところが大きいですし、他人と暮らす以上ルールというものは避けては通れないので、やっぱりある程度覚悟はしておいたほうがいいかな、と思います。

こういう部分とうまく付き合っていくのが、ホームステイを楽しむコツかもしれません。

海外で現地人と一緒に暮らす機会なんてそうはないので、ホームステイはすごくいい経験だったと思います。

もちろんホストファミリーの数だけホームステイのスタイルがあるので、すべてのファミリーにこれが当てはまるわけではありませんが、まあどれもわりとよく聞いた話なので、ホームステイ生活の参考にでもなれば幸いです。

 

 

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本当にいい天気なんですけど、寒いんですよねえ…。

そういえば渡英前、他人とおなじ家で暮らすなんて絶対ムリだと思っていましたが、実際に暮らしてみればやっぱり慣れました。

門限が不自由だったので予定より一週間早く出たんですけど、最後のほうはかなり楽に生活していました。

何事も慣れですね。

 

 

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