ポートランドの壺発見!大英博物館に行ってみた
こんばんは、そしておはようございます。KEIです。
今日も今日とて学校へ行くのが憂鬱で、お家に帰るのも憂鬱でした。
お家では今日もまたひと悶着あって落ち込んでいたのですが、今週のガンダムを見てすこし持ち直しました。
来週とうとうキマリスが復活しそうで本当に楽しみで本当に心配。
また撃墜されたらどうしよう…
そんな今日は、授業が終わったらすぐお家に帰ってお勉強したり作業したりゆっくりする予定でした。
昨日は飲み会で遅くなってしまいましたし、今日の放課後はわたし一人で、特に予定もなかったので。
しかし道すがらそんな自分に違和感があって、駅に着いたとき思ったんですよね。
…あれ? おかしくない?
渡英前に思い描いていた放課後を思い出せ。
行きたいところ、いっぱいあったはず。
なんでまっすぐ帰ろうとしてるんだ…。
せっかくロンドンにいて、予定がなくて、今日は自分ひとりなんだから、
行きたいところ、行かないと!
ということで、大英博物館(British Museam)に行ってきました。
わたしの通う学校は博物館のすぐそばにあるので、放課後見に行くのにちょうどいい立地です。
しかも皆様ご存知の通り入場料無料なので懐にも優しいです。
今日は、かねてより大英博物館へ行ったら一番にこれを見よう! と決めていた展示物を狙い撃ちで見てきました。
その名も、
ポートランドの壺(The Portland Vase)
むかーしむかし(説明にはAbout 15 BC - AD 25)ローマで作られたカメオガラス製の壺です。
ちなみに名前は後の所有者であるポートランド公爵から。
なぜこれが見たかったかというと、
わたしの愛するウェッジウッドがコピーを作っているからです。※この写真の壺がウェッジウッドのコピー。
ウェッジウッドの創設者がこの壺に非常に感銘を受けたらしく、陶磁器で再現するために四苦八苦したようです。
思い入れもひとしおなのか、この壺はウェッジウッドのロゴマークにも組み込まれているので、気になる方はぜひ探してみてください。
そして、このポートランドの壺こそが、
ウェッジウッドを代表するジャスパーウェアのもとになっているのです。
ジャスパーと言えばペールブルーが有名ですが、いろんな色があります。
このキャンドルスタンドもジャスパー。かわいい。
パーツがジャスパー。トイレボックスって書いてあったと思います。
はあ、大好きなジャスパーがいっぱい飾ってあって眼福でした!
今日はとりあえず目的のものだけを見るつもりで、ほかの展示品はほとんどスルーして回りました。
それでもふと足を止めてしまう展示品がいくつもあったり、すごいものがあるのを理解しつつ素通りせざるをえなかったり、
本当にすごい場所ですね。
その展示品の数や積み重なった歴史に圧倒されました。
放課後ちょっと寄るどころでは時間がまったく足りないので、これからも足しげく通いたいです。
2年もいるんだから、きっと全部見てまわれるはず。
そして恥ずかしながら、目の前のことしか見えていなかった自分にがっかりしました。
学校行かなくちゃ、
お家に帰らなくちゃ、
だれかと喋らなきゃ、
友達作らなきゃ、
ということばかり考えていて、渡英前に行きたいやりたいと思っていたことをすっかり忘れていました。
今日ゆっくりとひとりで博物館を見てまわった時間は、イギリスに来てからの数日で一番充実していました。
好きなものを好きなように好きなだけ見る。
他人のことなんて一切気にしなくていい、解放された時間でした。
だからコミュ障なんですけど。
学校の近くの公園。天気が良ければ気持ちいい。悪ければただ寒い。
今日は後者でした。
そういえば今日授業の流れで、ディスコに行ったことがあるか、という話になりました。
わたしがもちろん「ない」と言うと、
え? こいつマジで言ってんの?
という驚愕の視線を集めました。
え? 皆さん行ったことあります?
ないですよね?
わたしがおかしいのか?
コミュ障こじらせてるから?
クリックしてくださるとジャニオタが狂喜乱舞。